#31 菜園1丁目5-25

ショートカットなので、1ヶ月に一度くらいのペースで美容院にお世話になっている。ちょっと伸びると、すぐ切りたくなって、「そろそろ伸ばしたい!」って言ったはずの月の翌月には「ばっさりと、いっちゃってください!」って鏡ごしに言ってたりする。

今日も、鏡にうつる自分の顔を見ていて、短く切りたい衝動がむくむくしてきたころに「今、まりさんが仕事や人間関係や、いろんなことが『伸びている』って感じるなら伸ばしたらいいと思いますよ」と、美容師さんの一言。

切ることも変わることだけれど、伸ばすことも同じくらい変わることだな。一瞬で変化する方がわかりやすくて、あっという間でドラマチック。でも、続けること、そのまま進むこと、切らないことだって静かな変化に違いはない。

今月の&premiumは、言葉の特集で、今お風呂で愛読している。その表紙が石田ゆり子さんで、無造作に結わえていた髪が素敵で、こんな大人になりたい、と思ったんだ。

今、君は伸びてんのか?!、って言われたら「伸びてますよ!」って即答はできない…でも伸びたいな!とは思っていますので。だから伸ばしてみようかと思う。今のところは。

梅月堂で桜餅とすあまを買って、六月の鹿で昨日買ったディカフェのエチオピアと合わせて、Luontoで買ったミモザの春を灯した。我が家の最大限の贅沢ひなまつり。

部屋全体をみたらとっちらかってるところもあり、全然パーフェクトではないのですが、せめてテーブルの上だけは。

桃の節句。娘が生まれて7回目。

今思えば育児にも生活にも行き詰っていた、4年前、岩手に帰ってきたばかりの頃。

呪文のように、自分に言い聞かせるように「泣いても、怒ってても、かっこ悪くても、失敗してもいいんだよ」って繰り返しこどもたちに話していた時期があった。

去年、ざざーっと波上にピンチが重なったことがあって、そのとき。

娘はわたしに「しゃがんで」と言い、あたまを撫でながら「まま、ないててもー、おこっててもー、かっこわるくても、失敗してもいいんだよ」って言われた。

ああ、言葉も3年かけて染み込むのか、と思った。良いお母さんには残念ながらなれそうもないけど、二人にとって居心地のいいお母さんでいたいものです。

今日もこちらで会えて嬉しい限りです。

体は食べ物でできていくように、音楽や、絵や、言葉は心の一部になっていくはず。

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