
こどもたちが、夏の旅を終えて帰ってきました。キャンプに行き、ドライブをし、釣りをして、真っ黒に日焼けして、お土産をたくさん抱えて。一週間、長かったなあ。迎えに行った駅のホームにはたくさんの人の振る手と握手。おかえり、ただいま、またね、気をつけてが交差していました。夏が行きますね。
さて、本題。
LITERSは書き始めてからもうすぐ1年になります。お話を聞かせてくれた人、読んでくれている人、たくさんの方の手と時間をお借りしてきました。
「街に灯りをともす人に、別の角度から光をあてたい」そんな文章を最初に書いたのですが、1年経って、「じゃあその先は?」と考えるようになりました。光を当てた場所の、もう少し外側に、どんな景色をみたいのか。どんな場を目指したいのか。
最初に浮かんだのは、週末、もりおかの街の中を、カメラを持ったこどもが家族で散歩している絵です。
子どもが、表現することをもっと楽しめるような場所。こどもの眼に映る世界をもっと覗けるような場所。LITERSはそんな場所になっていきたいです。
まずは、自分のフィールドでもある「写真」のことから始めていきたいと思います。「子どもの心を育てるのに、写真は最高のパートナーなのでは」とずっと思っていたのですが、子どもたちのまばたきのようなシャッターが捉えるものを楽しみに更新していきます。
長くなりそうなので、新しいコンテンツのお話の続きはまた明日。
わたしは台風の日が嫌いではないです。振り返ってみると、嵐の夜には忘れられない出会いがあったり、別れがあったりするから。今日も、強い風の中、中央公園の小さい山の上で子どもたちと満月を眺めてきました。娘から、「旅のおみやげ!」って言って、貝殻から取って作った真珠の指輪をプレゼントしてもらったのですが、満月と同じように白くて、丸くて、眺めるたびに今日を思い出しそうです。
ほんとは今日に合わせてサイトリニューアルをできたらな、と思ってたのですが、特に変わっていません。あ、twitterなどは森優ちゃんのイラストをプロフィールに使わせていただきました。季節が変わるみたいに少しずつ、サイトも変わっていきますよ。さあ、台風のいい夜、今日はわたしに特別な日。
今日もご覧いただきありがとうございます。
どこかに、ではなく「ここにある」そう思えた8月15日です。
みなさん良い夜を。