市内の用事の帰りに菜園のHolzへ。
次のDNFの原稿のことや、いわて盛岡シティマラソンのことを話したり。
昨年のentwineのとき、悩みすぎて買えなかったこちらを購入。7層に木が重なっているのだそう。確かに横からみるとバームクーヘンみたいだ。
わたしは左手に腕時計とシルバーのブレスレットをしていた。このシルバーのブレスレットは、カリフォルニアに住んでいる女性の職人さんが作ったもので、その女性には我が家と同じ年齢の二人の子どもがいた。Twitterを通じて出会ったんだったな、そういえば。育児の話題から知り合い、アクセサリーを作っていることを知った。
何かの節目のときにはこの人のアクセサリーを買おう、とぼんやり思っていて、お金がいっぱいあったわけではないのに、前の会社を退職すると決めたときに、えいっとオーダーした。誕生石のオパールが一粒だけ入った、シンプルで細いブレスレット。
左腕に時計とアクセサリー3つというのもバランスが悪いような気がする。こっちを右に、あっちを左につけ替えながら、ふと、「時計を右腕にしてみようかな」と思った。
なんとなく、「こうでなくちゃ」という枠を、自分でガタガタと揺らしたかった。
左腕に二本になったブレスレットは、竹の節みたいだ。
自分にアクセサリーを買うのは、自分の手で節目を作りたいからかもしれない。
ホルツから出たときにみた三日月も、買ったばかりのウッドブレスに重なってみえた。
家に帰ったら、息子が私に増えたアクセサリーに気づいたので、
「7枚の木の板を重ねてね…」ざっくりと平山さんから聞いた話を伝えながら、腕から外して手渡す。
「へー…虹みたいだね!」
そんな風に言われたら嬉しくて毎日つけちゃう。いや、言われなくてもつけるんだけど!
そして、プーチン大統領と木村拓哉も腕時計は右腕にしているそうで、思わぬ共通点ができました。
今日もLITERSへ来てくれて嬉しいです。ありがとうございます。
いろんなものを受け取った時間ほど、言葉にするのがむずかしいってわかった。