#6 MCMKOK

 更新が半年以上も空いてしまった。タイトル通り DNF かと思いはじめてた人も、もしかしたら居るかもしれない。 しかし、実はむしろその逆で激走し過ぎて、その間に沢山の事があり過ぎたこの半年。何から書いていいか正直今はわからない状態。 まるっきり、収拾がつかないし、集中も続かないし、やっぱり今回もやめとこう………..ってのを何度か繰り返しながら今日に至る。やっと辿り着いた DNF #6 やはり最初はこの報告。皆さんがずっと気になってた(……かどうかは知らないけど)第1回の MCM(盛岡シティマラソン)は無事に終わりました。 実行委員みたいな口調であるが、まあそれくらいの動きはしたなという自負はある。非公式だけど。

MCMKOK-21 (mariko の MacBook Air の競合コピー 2019-10-31)

 MCMKOK(盛岡シティマラソンを勝手に応援する会/通称:モクモク)なる会を立ち上げ、非公式で大会自体を盛り上げる活動に勤しんでおりました。(実は2月から) 

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最も大きな活動としては【マラソン × まち】をテーマにした本『kakeashi / かけあし』を制作したこと。(Special Thanks by まちの編集室) 本と呼ぶには仕上がりサイズは20ページと薄過ぎるかもしれないが、内容は今までどこにもないモノになったのではないかと思うし、ワタクシの盛岡マラソン熱に関してはぎゅうぎゅうに詰まっている本だ。お陰様で有り難い事に、新聞、雑誌、テレビと多方面で取り上げて頂き、活動自体は少しだけ知られるようになり、 定期的に通っている眼科の先生から毎度の『スポーツは何かやっているのか?」っという質問もされなくなった。地元の新聞のパワーとは凄いものだ。

 隣りのおじさんは知っているかどうか定かではないが、ランナーズにも紹介頂いたのは嬉しい。『マラソン × まち』というテーマをコンプリートした感が少なからず出る。 その他、モクモクTシャツやモクモクトートなどのグッズも制作し、その収益で当日はモクモクでの私設エイド『喫茶もくもく』(これは何故かひらがな …)を作り、 給水用の紙コップやのぼりまでオリジナルで制作した。仮設トイレまで用意し、私設エイドの範疇を完全に超えた存在感は示せたようで、 こちらもとても沢山の方に喜んで頂いた。ブラウニー食べれたり、コーヒー飲めたり、vespa まであったり、客観的に見てもわりと凄いなとは思う。詳しくはこちらから そしてモクボラ(モクモクのボランティア)の皆様には感謝しかない。しかも来年またやりたいと既に言ってくれている、きっとこの人達は半分狂っているのだと思う。 狂っているけど、とても素敵な人達だ。

 ワタクシの走りにも触れておきたいところだが、それはここではあえてスルーしとこうかと。きっと終わらないと思うので、気になる方はやはりこちらからどうぞ。 ただ自分達が頑張った、楽しかった、それはもちろん大事だが、もっと大事なのは大会全体としてどうだったかという部分だ。第2回が約束されている大会ではないからね。 ここまで盛大に1万人規模のフルマラソン大会を開催して2回目が無いというのは想像しにくいが、名言もまだされてないのも事実。 モクモクの活動は第1回を盛り上げ第2回に繋げる。これが一番の目的。なので2回目の開催が発表されるまでがとりあえず最初の使命だと勝手に思っている。 終わってみての感想としては正直こんなに『楽しかった~』っという声がリアルに聞こえてくるとは思わなかった。嬉し過ぎる誤算だ。楽し過ぎるおっさんだ。

 もっと否定的な意見も溢れるかとは覚悟がしてたものの、なんだかみんなわりと楽しかったようなのだ。自分の住む街で開催される初めてのマラソン大会。 走って楽しかった。応援して楽しかった。どっちも。こればっかりは蓋をあけてみないとわからない。天気がこの時期としてはまだ暖かく、マラソン大会としては 絶好のどん曇りという天候にも恵まれたのも良かった。あとはきっと、盛岡の人達の優しい人柄に救われたのが一番なのだと思う。 ランネットのロコミなど理不尽な書き込みもわりと普通は多いものだが、そういったものはかなり少ない印象。運営も『第1回としては』というフレーズは つけざるをえないものの、成功と言っていいものだったと思う。勿論改善しなければいけない点も鬼のようにありますけどね。

 荷物預けの袋が小さい、フルのスタート時間とファンランのスタート時間が近すぎ、スタートがさすがに狭過ぎ、 プログラム(名簿)が無い(無いならせめて名簿は pdf でダウロードできるようにするとか)、完走証はその場でもらえず自分でプリントアウト、 ゴールしてから荷物受け取りまで1km 弱はさすがに歩かせ過ぎ、ランナー目線でみてまだまだあります。ただこれは実際、蓋を開けなくてもわかってた話し。 そう、やる前からそうなるよね….. っていう話しです。言い方を替えると改善はしやすい問題点。

 蓋をあけて明らかにまずかったというのは荷物の受け取りの時の対応。 (ワタクシのゴール時間ではそれはなんとも思いませんでしたが、そこの指摘は一番多い。おそらくファンランゴールの時間帯)くらいではないだろうか。 逆にこれはでかした MCM!ってのは神野選手がゲストランナーだった事。やはり石田純一さん(が悪い訳ではありません)が出てくるより、 山の神が登場する方が、マラソン大会は盛り上がるんですよ。神野選手は女性人気もあるしね。あと松野明美さんがテレビでのゲスト解説だったのにはちょっと驚きでした。 まあ、普通に話題性もあるし、地方のマラソン大会としては凄い事だと思います。でもランナーとしては完走証をその場で欲しいかなと。 考えようとしてはペーパーレスとか時代だとか言う方もいるかもしれませんが、やはりせっかく頑張って走った証はその場で欲しい人が過半数かなとワタクシは思います。 松野明美さん(が悪い訳ではありません)の解説もいいのですが、限られた予算でやるとしたら、やはり完走証の方が優先のような気はします。 そのあたりどうでしょうか、実行委員のみなさま。っと少し不平不満を言ってしまいましたが、まあ言う事は言わないとね、良い大会にする為には。いろんな意見あるし。 実際実行委員のみなさんの大変さは相当だったと思うし、開催してくれた事に対しては感謝しかない。そこは本当に素直に『ありがとうございます!』っと声を大にして言いたい。 完走証は思っている以上に必要ですよ!ってのも同じくらい言いたいけど笑 でも最終的に一番言いたいのは『第2回の開催も宜しくお願いします!』これに尽きる。

 0⇒1 たぶんコレが一番難しい事だと思う。そして一番大事なのは 1 ⇒ 2 ここです。ここである意味今後、金沢マラソンや水戸黄門漫遊マラソンといったような 同日開催の人気大会と対等になれるかが決まりますよ。終わって一安心ですが、終わってからが大事。 モクモクはまだまだ盛岡シティマラソンを勝手に応援し続けます。 

 いわて盛岡シティマラソン 2019から19日。  

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