#39 菜園1丁目6-18

Lichtでお洋服をみていたら、お隣のpen.の店主、菊池さんが「外にとめてた自転車で、いるのがわかったよー」と立ち寄ってくれて、3人で少しお話。

最近pen.で発売した、オリジナルインクの話から話題は万年筆の話に。

あきちゃんが申し訳なさそうに、「実は…菊池さんのところで買った万年筆、インクが切れたままで…」、と伝えると、

「インクがあるならすぐに補充してあげられるよ」と、優しさ溢れるお返事。

突然ですが、Lichtで万年筆のインク補充レクチャーがはじまりました。

「こうして、スポイトみたいにインクを吸うんだよ、全然難しくないから自分でやりたかったら何回でも教えるし、不安だったらインクと一緒にお店に持ってきても大丈夫だよ」と、菊池さん。

真剣に説明をきいている、あきちゃん。

とても、思い入れがある万年筆だったのだそう。

キャップの上の部分にはラピスラズリ。

17世紀のオランダで活躍した画家、フェルメール。描く青は「フェルメール・ブルー」と呼ばれていて、ラピスラズリを絵の具の原材料にしていたんだって、と、あきちゃんが教えてくれました。

確かに…同じ深さの青。

万年筆を買ったときの箱に描かれていたゴッホの”Starry Night”という絵。美しくて、ずっと取っておいていたのですって。

そんなお話をしているうちに、メンテナンスは終了。菊池さん、ありがとうございます!

試し書きもばっちり。ニャンコの絵、かわいい…。

インクも綺麗な深い青。ラピスラズリの、そしてLichtの青色です。


万年筆って扱いにくそうだし、面倒くさそうだし、自分には使いこなせないかなと思って敬遠していました。でも、3.11に万年筆を買ってから2週間。文字を書くことそのものに夢中になっています。小さな紙に単語ひとつ書いた試し書きでは「あ、書きやすいな」くらいの気持ち良さだったのですが、初めて便箋にお手紙を書いたとき。

一文字書くごとにうるうるとして、水の粒のよう。

書き終え、ペンを置いて眺めると、粒があつまりひとつの水滴になった桜色が、便箋の上にありました。

誰かのために、そして自分のためにも、もっともっと文字を書きたいと思わせる、不思議な筆記具。これから仲良くやっていきたいと思います。


今日もLITERSでお会いできて嬉しいです。ありがとうございます。

晴れのち雪のち曇りのち雨。

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