高校生のころは制服を着て、部活の帰りにみんなでワイワイと立ち寄ったアンノン。
この日は、子どもたちと一緒に。
甘いのも、しょっぱいのも美味しそうで、メニューをみながら悩む悩む。
わたしはサラダクレープ、息子(兄)はチョコバナナ、娘(妹)は黒みつきなこにきーめた。
働いてるお姉さんの制服が可愛いのは昔から変わらないね。
まーるく生地を伸ばして、もくもくと湯気。そしてあまい香り。
妹にはちょっと大きかったみたい。三分の一くらいのところで「おなかいっぱいー」と、バトンタッチ。白玉はちゃっかり全部食べてた…わたしも食べたかったのになー。
しっかり甘い生クリーム。最後の先っぽのところ、もちもちした生地にクリームがしみるんだ。ラスト一口が最高に幸せ。
この景色。
昔、友達と見ていたこの景色。
今は子どもたちと一緒に、クレープのあとの予定を相談しながら眺めている。
最近こういうのが増えたな、10年以上前に見ていた景色を、子どもたちともう一度見る、みたいなシチュエーション。
わたしにとって盛岡は、そんなに帰って来たくなかった街で。
離婚をきっかけに、一旦は戻ってきたけれど「生活が落ち着いたら、住みたい場所を探そう」それぐらい、仮住まいの場所というか。こんなに長くいる予定じゃなかったのに、すっかり盛岡の人、みたいになってるのが自分でもときどき不思議です。
「盛岡という星で」のプロジェクトに関わらせてもらううちに、盛岡について誰かと話すことが増えて、改めて、「わたしはなぜ他の街ではなく、ここにいたいと思うのかな?」みたいなことを考えています。
あの県でもあの市でも、楽しく暮らしていたんだから、今、引っ越しても多分楽しく暮らせる。でもここで日々を送ることを選んでいるのは、私。
なぜ?ここ?
その理由を手探りでさわさわと探しながらLITERSも更新しています。
今日もいらしていただいてありがとうございます。
4月からはまた少し違った角度から盛岡を見ていくような企画を考え中です。どうぞ、ときどき、のぞきにきてください。
冷やかし歓迎。甘やかし大歓迎。