#7 南大通1丁目12-17

この白い鉄塔、冬はことさらに男前だということに気づいた朝。

きらびやかは、ときどき見たい。

真っ白は毎日、毎日見たい。

雪道を歩いていると、光のかたまりに出会えることがある。

どこからきたのかはわからない。さがしたけれどわからなかった。

満月と三日月がカップに入っていた。とても緊張していた、午後2時半です。

「切手のないおくりもの」のお手紙をつなぐ日でした。

手紙を人から人へとつないでいくということは、私一人ではもちろんできなくて。

おくるひと、おくられるひと、両方の時間をいただく。書く時間だけじゃない、だれにおくろうかな、どんな便箋で、封筒で、どんなことをかこうか。そのまた次につながる人だろうか。いろんなことを考えて考えて、みなさん時間をかけてくれている。

それだけでもない、ただの手紙は「わたしとあなた」の間にあることまるごと書けるが、私がお願いした手紙は、ここLITERSで、二人のことを全く知らない第三者の目に触れるのかもしれない。普通の手紙とも、わけが違うのです。

今日おくった方は、「何年ぶりだろう、書きながらいろいろあの日を思い出しました」と言っていて、今日おくられた方は「このままお葬式のときの弔辞にしちゃおうかな」と笑っていました。

直筆の文字と、手紙を渡す姿、受け取る時の笑顔、そのあとに二人が交わす体温を感じるやりとりを間近でみて、お二人を見送った後。

この場をどうやったら過不足なく、LITERSに来てくれた方に届けることができるのか、考えていました。手から手へわたる手紙とおなじく、あの場にある気持ちの重さと等しい質量で、伝えていきたい。そうしなくては。

誰かの心のやわらかい部分をみせてもらっている、という気持ちを忘れずに、手紙をつなぐということを丁寧にしていきます。

LITERSに今日もきてくれてありがとうございます。

簡単には伝えられないからこそ、きっと伝えたいと思うのですね。

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