【青山・大館】新しい季節、心地よい衣食住を探しに行こう

「コンパクトで歩いて楽しい街」。そんな見出しで始まる盛岡案内の記事をたくさん見かけたここ1年。そんな中、立ち寄った街中のお店で、「青山とか大館って結構おもしろいと思うんだよ、エリアとして大きく取り上げられることはあんまりないけど、衣・食・住、ぎゅっといいお店が固まってるしさ…」なんて話を店主としたことをきっかけに、今回は盛岡市中心部から少し北へ。車で楽しむ小さな旅です。

まずはちきゅうやさん。駐車場がしっかりあるのが嬉しい。そして入り口から異国に来たみたいな雰囲気を感じるのは、きっと初めてみるたくさんの植物のせい!

ランチを注文。厨房の方から、ぺたん!ぺたん!と音がします。「え?これ、わたしのナンを作っている音かもしれない…」とわくわく。はみ出るほど大きなナン、食べられるかなー?って最初いつも心配になるんだけど、だいじょぶ、毎回完食です。友達はこないだ追加ナンしてました。ほんのり甘いナン。

ちきゅうやさんの店内はグラス、水のボトル、椅子、テーブル。とにかくあちこちにめずらしくかわいいものが並んでいます。

憧れの外席。あったかくなったらここで、店内じゃ迷惑になるくらいわははなおしゃべりをして、カレー食べるんだ。

いつも楽しみなチャイとデザート。

店主さん。とってもとってもいい意味で!盛岡ぽくない方だなあと思っています。ちきゅうやは私にとっては人も空間もカレーも合わせて旅っぽさ満点の場所。おなかいっぱいになったら次はすぐそばのraum(ラウム)へむかいましょ。

raumで買ったものを思い出してみよう、すすむ茶屋さんのお茶、バスマット、ピアス、リング…。ずっと使っているものが多いなあ。相棒ばかり。

このペンケースは一目惚れして、

こんな風に使っています。


毎日毎日、繰り返し繰り返し。

raumにいくと、そんな小さな時間こそ、気に入ったものと作っていこう…!そういう生活への前向きさをチャージできます。

青山でお買い物してるときや(青山、ってだけ言うと東京みたい笑)、ドライブの途中、ふらっと寄りたくなるのがSUEKI。甘いもの食べたい気分な人はサーターアンダギー。外側のかりかりと内側の素朴な感じがまさに「おやつ!」で、たまらない。お土産に、って言いながら買うんだけど、だいたい車内で食べ終わってしまう。

サンドイッチは運転しながらも食べられるからドライブにもありがたい。「サンドイッチで、いいや」じゃなくて「SUEKIのサンドイッチがいい」とご指名したくなるおいしさ。季節ごとに中の具材が変わるのもいいんだよね。運転しながらのごはんって、食べたんだか食べてないんだかわからん、みたいなスカスカした気持ちになりがちだけど、SUEKIは、「あー美味しかった!」って車の中で言いたくなる、そして食べた後BGMのボリュームあげて、窓開けたくなる。

最後は道具屋へ。こないだもPOP UPのときに行ってきました。タイ、ラオスに旅してきたばかりのお二人から異国のあれこれお裾分けしてもらったような時間。カオソーイという自家製麺のヌードルは、忙しい店主を捕まえて感想をわーわー言いたくなってしまうくらいに好みドストライクな味で…思い出しただけで本当に幸せ。ごちそうさまでした、またぜひおねがいします!

道具屋さんにはお気に入りのタオルがあって、少しずつ買い足しています。長く使っているのも新しく買い足したのも、どちらも使い心地がよくて、タフで。車の中に置くBOXみたいなのも買いたいなあ、お洋服も、旅するときに着たくなるようなフットワークの軽いものが多くて憧れ。

青山、大館方面といったらご紹介せずにはいられないホームソーイングのお店fktk(フカティカ)。そして姉妹店のPUKU(プク)。どちらも現在はオンラインでのみ購入可能。…ですが!ときどきイベントでは店主とお洋服に出会えることも!

撮影でおじゃましたときの、アトリエの空気。あるべきものがあるべきところにある心地よさ。

実はまだ私はPUKUのお洋服を買ったことがなくて…、そうだ、今年のご褒美にしよう。こないだ友人が買って、ほんとうに嬉しそうに着ているのを近くでみていて、前からとってもいいなあと思っていたけど…もういよいよこれは欲しいです。


ずっと前に、raumに行った時「なかなか気に入ったタオルがなくて…」と店主に話したら、「うちでもタオルは売ってるけど、道具屋さんで売ってるタオルすごくいいよ」とおすすめされたことがあって(笑)それが道具屋さんでタオルを買い始めたきっかけでした。キリキリパリパリギスギスと無縁の、もこもこさらさらふわふわな、そういうムードが青山、大館のあたりにはあるなあ。

またいこう、またいきましょう。

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