今回、日帰りで盛岡に遊びに来た岡さんは、仙台在住で編集者のお仕事をしています。
以前盛岡に取材で来て、一緒に美味しいものをたくさん食べて、お散歩して、お酒を飲んで「盛岡また遊びにくるね!」と言ってくださっていたのでした。
気づけば数年経ってました…やっと実現して嬉しい。
待ち合わせは盛岡駅で。
楽しみな気持ちと裏腹に待ち合わせ場所を間違えてしまいました…ごめん!
「外の滝があるところにいます!」というメッセージを確認して2階から下をみたら、あ、岡さん!いた!
だだだっとエスカレーターを降り、合流。
「お久しぶりです―!」
最初の目的地は2022年7月に紫波にオープンした「ひづめゆ」。岡さんが来るって聞いて、そういえばサウナ好きだったな、と思い出し「最近新しいサウナができたんですよ、盛岡からちょっと車で移動するんですけど…」って伝えたら食い気味に「行きます!!」ってお返事がきました。
紫波までの車中ではたっぷりサウナの話を。
「最近泊まりに行ったんですけど、『つなかん』っていう気仙沼の旅館、めちゃめちゃよかったです。薪で、火を自分たちでおこして入る、サウナトースターがあるんですよ!水風呂はサウナトースターの隣に小さい小屋みたいなところがあって、そこに水を貯めて入るんです。サウナ友達と一緒に行ったんですけど、貸し切りでゆっくりできました。結構広さもあるんです、MAX6,7人は入れる…あ、写真見せますね!(写真を探そうとスマホを触る岡さん)…ん、意外と写真ないな(笑)
めっちゃ行ったほうがいいです。」
「つなかんは、仙台からだと2時間2,30分ですね。泊まったお客さんだけが入れるサウナ。海沿いにあって、海の近くまでもすぐ行くことができます。
あ、民宿のご飯、朝も夕もおいしかったです。チェックインしてサウナしてダラダラして、ご飯出てきて、お酒飲んで。予約できれば、早朝4時間半からサウナ入れるそうです。僕はやってないんですけど、日の出サウナ最高だろうなあ。」
「あとは仙台で一番好きなのがキュア国分町。男性のみの施設なので、菅原さんに入っていただけないのが残念ですが…。サウナ、男子だけ、って意外と多くてまだまだ男女格差、ありますよね。」
「あと宮城だとサンピアの湯っていうのが、仙台駅から車で20分かからないくらいのところにあって、きれいな施設で、オートロウリュがめちゃ熱いんですよ。イズネスっていう機械で、滝みたいに1時間に1回水が流れて。サ室がやけどしそうなくらい熱くなるので、ロウリュのあと熱いって言いながら出ていく人もいます(笑)」
「あ、仙台駅前のとぽす、これも男子だけだけど。小さいけれどサウナ室かなり熱くて。仙台駅近くでサウナ入りたい、というときにさっと30分くらいで1.2セットしたりしています。小さいですが外気浴スペースもあっていいんです。」
「あとは、仙台駅前にあるモントレ仙台っていうホテルわかりますか?あそこも宿泊客でなくてもお風呂、サウナに入ることができて。17階で景色いいし、サウナ室もきれいです。
朝11時くらいから行くと宿泊の人もいないので、チェックインの15時までは人が少なくて貸し切り状態のときも。バスローブで専用ラウンジに行って、いい香りのするおしゃれなお水を飲んでゴロゴロ。おすすめです。」
「ひづめゆ、今日は平日の午前中だから空いてるといいな。炭酸泉もあるのか、みんな大好き、ずっと入ってられるやつだ。セルフロウリュできるのもうれしいですね!」
「ひづめゆ、イケウチオーガニックとコラボしてるのも贅沢。牛乳も美味しいんですね…、菊池牧場さん? 今日飲んでみようかな。」
「へー!紫波にはラ・フランス温泉館、っていうサウナもあるんだ。名前かわいいな。」
盛岡駅から約30分で「ひづめゆ」到着です。
「建物もかっこいー!お隣の役場も風情がありますね。」
「どのくらいで待ち合わせしましょうか。じゃあ1時間位で!」
ふう。サウナを終えた岡さんと合流。
「菊池牧場さんの牛乳、この上のところまで固形に近いですよね。最初全然出てこなくて牛乳じゃないの買っちゃったのかな?って思いました(笑)生クリームみたい…わ、甘いですね。おいしい…。」
「いいサウナでした! すごいですね、女子がらがらでした? 男子平日なのになかなか人がいました。一回ロウリュしただけでもすごく熱くなって、次に入ったおじさんがドア開けて『あつっ!!』って…僕のせいでごめんね、ってなりました。」
「この建物、おじいちゃん、ってかんじですね。」といいながら写真を撮る岡さん。
ひづめゆから5分。次はオガールへ。
「さっきのおじいちゃん役場みたあとだとピカピカでびっくりです。バレーボールコートにサッカー場。でかっ! 芝生があって、気持ちいい施設ですね、オガール。」
「フルーツ、おいしそう!娘に買って帰ってあげようかな。くるみ餅も買おう。」
お土産を買って、つぎはうどん屋さん「たかのはし」にむかいます。
「紫波の人っていい人が多そう。さっきも産直で話しかけられたけど、人に対する距離が近いかんじがしました。」
「東根山、っていうんですね。こんもり、いびつな形がかわいい。なんかのどかで落ち着きます。」
「あーそれにしてもひづめゆ、最高でした。外気浴スペースもずっといられますね、音楽がないから集中できるし、あ、水風呂の深さもいい…熊本のゆらっくすの深い水風呂を思い出しました。コロナ前に仕事で熊本にいって。」
「お!やってる、手打ちうどん!めちゃ人いる…!」
車で10分ほど。たかのはしです!つきましたー!
「ひやあつ、ひやひや…ゆずも気になる。あつあつは今日はないな、悩ましい。ひやあつにしてみようかな。なすと、ちくわの天ぷらも!」
「あ、すでにおいしいきもち…。これが会計の紙ですね。並2杯なので、ふたつで600円。天ぷらが2つで…200円。安!ほんとにこれでいいの?!
8番だからもうちょっとだね、え、あれお茶が出るのかと思ったらお出汁が出るんだ、すごい。岩手に来て讃岐うどんってなんかいいですね。
(調理場をながめながら)わ、すごい、本格的だな。」
「ひづめゆにあったカレーも食べてみたいけど、この距離感でたかのはしあると、悩ましいですね。シンプルに味で勝負!っていう雰囲気がいい。香川の讃岐うどん屋さんもこんなかんじなのかな。あつあつとかひやあつ、とか。あ、8番呼ばれた。」
「おおー!いただきまーす! うま…出汁うまい…。てんぷら揚げたて。」
(岡さん、無言で食べる。ずっずっずずー)
「うん、出汁はあったかいので正解かも。ぺろりです、飲み物です。麺ももちもちでおいしい。わんこそばみたいにおかわりしたい(笑)これはまた来ないと…。ごちそうさまです!」
お出汁の香りをまとって、たかのはしを出ます。名残惜しいですが盛岡駅へ。
「たかのはし、昨日がお休みだったんだね、よかったー、しかも14時半までだ…あぶなかった。たかのはし、って名字かなあ。シンプルでいいなあ。大でもよかったなあ、ま、駅でじゃじゃ麺もありか、小とかありましたよね? うどんを見た瞬間に、『これならじゃじゃ麺もいける!』って思いました。」
「最近広瀬川を走ってるんです、5,6キロくらい、晴れてれば毎日。癖になりますよ、家帰って水シャワー。また温と冷の繰り返し(笑)」
「あっという間でしたね、時間。ベストプランでした。ありがとうございました!」
あれこれお話しているうちに、盛岡駅に到着!
約4時間の小さい旅は、盛岡駅、ひづめゆ、オガール、たかのはしを車で回りました。
おいしいうどんでおなかもいっぱいになるし、紫波と盛岡ってドライブにも丁度いい距離感。
そしてひづめゆね、本当にできて嬉しいなという気持ちです。サウナ好きな方が盛岡に来たら、またご案内したいな。岡さん、ありがとうございましたー!また盛岡にきてね!
「新幹線までちょっと時間あるので、じゃじゃ麺食べて帰ります!楽しかった!また!」