13時半、お昼ごはん。
「今日何気分?がっつり、あっさり、さっぱり…」
「んー…カレー…?」
「あ!!! それ!カレー…!カレーだ!」
今日はご近所にできて気になっていた『蕾』へ。
「蕾、行ったことある?」
ってオフィスで聞いたら、
「ありますよ!すごくいい人たちです…!」って言われて、お料理より人柄を先に言いたくなるようなお店ってすごいなーと思ったのでした。
他には、あいがけのカレーがあることと、固めのプリンが絶品だという情報を入手。
CubeⅡからお花屋さん「ペタロ」を通り、菜園通りの一本裏へ。
あった!蕾の看板。
階段をあがろうとしたら、いつもご飯を食べに行ってる、ご近所Valoさんのこども店長が窓にいるのを発見。
「これから蕾にカレー食べに行ってきます。」
「プリン!プリンがめちゃくちゃ美味しいですよ!」
ご近所のお店も推してくるプリンとは…!
Valoのご飯にも後ろ髪をひかれつつ、階段をのぼり店内へ。
「この角度の菜園、なかなかみないね。」
「岩手公園の紅葉、やっぱり始まってる。 」
「歴分の裏にあるサトウカエデって知ってる?ああいう紅葉!って感じの赤じゃなくて、透明感ある赤できれいなんだよね。マラソンの時期だから10月末ころかな。」
あいがけは、ひとつは「蕾チキンカレー」。もうひとつ、迷う…。
迷うけどグリーンカレーが好きなのでAにしました。週替りのカレーも美味しそうだった。
グリーンカレーに海老も入れてほしいくらいだった(海老も大好き)
トッピングの、スパイスポテサラとアチャール3種盛りも頼もう。
そしてそして、プリン。
「ねえ、お皿、かわいいね」
「うんうん、今日ランチなんにする?って話したとき、まだ何食べたいかぼんやりしてたんだけど『カレー』って聞いて、ずばーん!ってなった。」
「つぼ半も行きたいなあって思ったんだよね。」
「私たち、恵まれてるよね菜園ご飯。Valoもあるし。」
人参のアチャール、紫キャベツのアチャール、ピーマンとパプリカのきんぴら。
シェアしたい、って話をしたらいつもと違うお皿に盛ってくれたんですって。
そしてほどなくカレーも到着!
「おまたせしました、あいがけです」
「わー!いい香り。ん?グリーンカレーにネギが入ってる。サラダにかかってるのは…かつおぶしだ。」
「なにから食べよう、アチャールはのせてみようかな。セルフトッピングもいいけど、ほんとはお皿のどこにのってたんだろう(笑)」
「スパイス香るポテトサラダ、はじめてのかんじだ。」
「かつおぶしかかったサラダ美味しい!ドレッシングってほどしょっぱくないんだけど、ぱくぱくすすむ。」
「なんか、猫になった気持ち。おいしいー、やばい、サラダだけ食べ終わっちゃうよ(笑)」
「チキンカレー、一口目、甘い。まろやか。」
「僕もスパイスでカレー作るけど…なんだろ、なんかちがう、いい味。ふつうじゃない。」
「グリーンカレー、ココナッツミルクぽさが少ないよね、クセがあまりなくて食べやすい。そしてネギ。」
(他のお客さんのお会計をみて)
「二人でお会計するときにさ、『ご一緒ですか?』じゃなくて『別々ですか?』って聞いてくれるの、優しさを感じるね。」
「こっちも『ごめんなさいー』って気持ちで行くもんね(笑)」
「あいがけ、攻め方、ちょっと悩むね。ここのご飯食べたら、カレー決壊するのかな…あ、しなかった!大丈夫、混ざらない。」
「もしかして、混ざっても美味しい…とか。」
「え、あ、ほんとだ…!おいしいじゃない!なんか、ちょうどいい(笑)」
「グリーンカレーでよかったね、合うー!」
「なんかお肉の食感、カレーごとに違う?」
「煮込んだっていうホロホロじゃないんだけど」
「んー、違うかもしれないけど、干したお肉のギュッとしたかんじの美味しさに近い気がする。大満足。辛くないけど、体ポカポカしてきた。」
「プリン、おまたせしました」
「さっき、下のValoさんにお会いしたとき、『蕾さんのプリン、美味しいです!』って言われたんです。」
「Valoさん、めっちゃいい人で…、お店のことすごい宣伝してくれるんですよ…!一個だけお店がぽつんとあるより、何店かあるほうがにぎやかでいいなあと思ってて、Valoさんみたいなご近所さんがいるなら!ってこの物件に決めたようなところもあるんです(笑)」
おいしいご飯をつくれるやさしい人しかいないのかこの周辺は。
「この色合わせ、素敵、お皿との。」
「君が噂のプリンか…はじめまして。写真の撮りがいあるよね、プリンって。」
(ぱく)
「着々と減っていくね…」
(ぱく)
「カラメル少なめのところもいいよ、ちょっと味の雰囲気が変わる…」
(ぱく)
「へってくよー、さみしいー」
(ぱく)
「ちょっとずつくずしてきたけど、もうお辞儀しちゃったよ、プリンが。」
(ぱく)
「ああー美味しい最後のひとくち。」
(ぱくん)
「100回くらいおいしい、って言いました」
って店主の方にお伝えして、開けようとしたドア。
PUSHの文字がとってもかわいかったです。
「ランチに行こう」からちょうど1時間。
カレーの国に旅して、現地でやさしい日本人の方と話したような気持ちになりました。